ボードゲームレビュー 「CAN’T STOP」

2019年10月8日

皆さんこんにちは、ボードゲーム大好きべーやん(@bdg_be_yan)です!

今回は、ボードゲームをあまりやったことが無い方にもオススメのサイコロゲーム「CAN’T STOPキャント・ストップ」をレビューします。

真の敵は自分!? 誘惑に打ち勝ち、勝利をつかむサイコロゲーム

サイコロを振って、コマを進めて、ゴールを目指すという、とってもシンプルなルールのダイスゲームなので、あまりボードゲームをやったことが無い方にもおススメできるボードゲームです。

11本のレーンが描かれた盤面と4つのサイコロ、ポーン(写真の白いコマ)、マーカー(写真の黄色いコマ)を使用します。

サイコロを4個振り、出目に応じてポーンを進めていき、一番最初に3つのレーンのゴールまでたどり着いた人の勝利となります。

手番プレーヤーは、好きなだけサイコロを振り、ポーンを進め続けることができます。
しかし、出目によってポーンを進められなかった場合は、そのターン中に進んだ分が水の泡になってしまいます。

自分の運にかけてサイコロを振り続けるか、手堅くいくか、誘惑に打ち勝ち、勝利を手にすることはできるのか!
対戦ゲームでありながら、自分との戦いでもあります。

2~4人用で30分程度でお手軽に遊べるサイコロゲーム

製品名CAN’T STOP(キャント・ストップ)
作者シド・サクソン
対象年齢9歳~
プレイ人数2~4人
プレイ時間30分
販売元合同会社ニューゲームズオーダー

あと1回が命取り? サイコロの出目に応じてコマを進めて早くゴールした人の勝ち!

CAN’T STOPのルールをご紹介していきます。

ゲームの準備をする

まずは、ゲーム盤を準備し、各プレイヤーは好きな色のマーカーを手元に置いておきます。
そして、サイコロを振る順番を決めます。

このゲーム盤には、2~12の数字が記されたレーンが11本描かれています。
11本のレーンは、それぞれゴールまでのマスが異なります。

サイコロを振って、ポーンを配置する

最初の番の人はサイコロを4ついっぺんに振ります。
サイコロを2つずつの組みに分けます。
このとき、それぞれのサイコロの合計値のレーンにポーンを置きます。

たとえば、この画像の場合だと、2・4・4・6の目が出ています。
2と4、4と6の組みに分けることにしましょう。
そうすると、合計値がそれぞれ6と10になるので、6と10のレーンに一番下の段にポーンを置きます。

ポーンを1つ以上配置できればOK

ポーンを1つ以上配置できた場合は、自分の番を続けるか、次の人の番にするかを選べます。

次の人の番にする場合

ポーンが置いてある場所に自分のマーカーを置きます。
次のターンからは、このマーカーの位置が、そのレーンのスタート地点となります。

次の手番の人は、同様にサイコロを4個振り、ポーンを配置して・・・という一連の動作を行います。

自分の番を続ける場合

再度、サイコロを4つ振り、先ほどと同じようにサイコロを2つずつに分けて、合計値のレーンのマスにポーンを配置します。

すでにポーンが置いてあるレーンの場合は、1マス先に進めます。
マーカーが置いてある場合は、マーカーの次のマスにポーンを配置します。

ポーンを配置できなかった場合

ポーンは3つしかないので、1回の自分の番では、3つのレーンしか進行することができません。
すでにポーンを3つとも配置してある状態で、ポーンが置いてあるレーンの数字の合計値にできなかった場合は、チャレンジ失敗となり、その自分の番に進んだ成果はなかったことになります。

チャレンジ失敗となった場合は、マーカーを置くことができず、自動的に次の人の番になってしまいます。

自分の運を信じてサイコロを振り続けるか、手堅くマーカーを配置するかの判断がとても大切になります。

たとえば、先ほどの2・4・4・6のサイコロの組み合わせの場合、2と6、4と4の組み合わせにすると、それぞれの合計値が8となるので、8のレーンを2マス進行できるうえに、初手であれば、ポーンを2つ温存できるので、再度サイコロを振りやすくなります。
このように、ポーンを先に進めつつ、次のサイコロチャレンジにつなげる動きをできると、より勝利に近づけると思います。

レーンの獲得

ポーンがレーンの最上段(ゴール)にたどり着いた状態で、自分の番を完了した場合は、自分のマーカーをそのレーンの最上段に置き、そのレーンの獲得となります。

獲得されたレーンは、もう他のプレイヤーは進行することができません。
そのため、1番最初にレーンを獲得することが重要となります。

なお、ポーンが最上段にたどり着いた状態だったとしても、サイコロチャレンジに失敗し、強制的に次の番になってしまった場合は、そのレーンの獲得にはなりません。
なので、レーンの最上段にたどり着いた場合は、より慎重に判断をした方が良いでしょう。

レーンを3つ獲得したらゲーム終了

3つのレーンを獲得したプレイヤーが現れた瞬間、ゲーム終了となり、そのプレイヤーが勝者となります。

シンプルなルールなのに盛り上がること間違いなし!

サイコロを振って、誘惑に打ち勝ち、コマをゴールまで導くというシンプルなルールですが、とても白熱した戦いになり、盛り上がります!

対戦ゲームですが、気が付くと、自分(誘惑)との戦いになってたりします(笑)

ルールも簡単なので、お子様とも一緒に楽しみやすいですし、プレイ時間も30分程度で、2人からプレイできるので、ぜひCAN’T STOP(キャント・ストップ)を楽しんでみてはいかがでしょうか?

それでは、よいボドゲライフを!(*´ω`*)