ボードゲームレビュー「ソードアートオンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ」
皆さんこんにちは、ボードゲーム大好きべーやん(@bdg_be_yan)です!
今回は、超人気作ソードアートオンライン(SAO)をモチーフにしたボードゲーム「ソードアートオンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ」をご紹介します。
アニメや映画化もされた超大ヒット作のソードアートオンライン
ソードアートオンラインをご存知ない方のために、簡単に紹介しておきます。
ソードアート・オンラインとは、川原 礫さんが書いている電撃文庫の小説で、「SAO」と省略されることが多いです。
川原 礫さんは、ソードアート・オンライン(SAO)の他にも、「アクセルワールド」という作品も書いており、2008年には、第15回電撃小説大賞の大賞を受賞しています。
《これは、ゲームであっても、遊びではない》
ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ説明書内のストーリーより
2022年。人類はついに完全なる仮想空間を実現した。
VRMMORPG(仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)「ソードアート・オンライン」のプレイヤーの1人であるキリト。SAOの世界を満喫していた彼は、ログインした他の1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。それは、ゲームをクリアすることだけが、この世界から脱出する唯一の方法であること。そして、このゲーム内でゲームオーバーは、現実世界での死を意味すること。それが、このゲームの恐るべき全貌であった。
ソードアート・オンライン(SAO)は、これまでに「アインクラッド編」「フェアリィ・ダンス編」など、いくつかのシリーズが展開されおり、主人公のキリトが、アスナやクラインなどの仲間たちと共にSAOやALOなどのオンラインゲーム上で数々の冒険を繰り広げてきました。
今回ご紹介するボードゲーム「ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ」は、この「アインクラッド編」の部分がモチーフにされています。
こうしたソードアート・オンラインは、現在までにTVアニメ化や映画化、ゲーム化などされており、数多くのファンを魅了する作品となっています。
2019年4月10日には、「川原 礫&ソードアート・オンライン10周年公式サイト」も公開されているので、気になった方はこちらのサイトも併せてご覧いただけるとより分かりやすいかと思います。
ソードアートオンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ製品情報
製品名 | ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズ |
作者 | カナイセイジ |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
販売元 | 株式会社アークライト |
アインクラッド編のハラハラドキドキを追体験できる
ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズでは、プレイヤーは各キャラクターたちになり、ダイスを使用して攻撃を繰り出し、迫りくるモンスターたちを倒しながらシナリオを進めていき、ゲームクリアを目指して行きます。
それでは、ざっくりと紹介していきます。
キリト、アスナ、リズベット、シリカ、クライン、エギルからキャラクターを選択
プレイヤーは、キリト、アスナ、リズベット、シリカ、クライン、エギルの計6名のキャラクターから好きなキャラクターを選択します。
クラインなら防御無視効果、シリカなら回復やダメージカットといったように、各キャラごとに個性があるので、パーティー構成も大事になってきます。
なお、主人公であるキリトは、必ず誰かが選ばなくてはなりません。
キャラクターカードには、そのキャラクターのHPやアビリティ、ソードスキルなどの情報が記載されています。
ダイスの出目によって発動できるソードスキルが変わるので、キャラクター選択の際には、しっかりと確認しておくと良いでしょう。
仲間との「連携」が大切!
このソードアート・オンラインの世界は、VRMMORPGということで、多人数で一緒に冒険を繰り広げていくため、仲間同士の「連携」が大切になっていきます。
ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズでは、プレイヤーが敵に攻撃を行う際に、連携を行う仲間を指定し、互いにダイスを振ります。
出目に応じてソードスキルを発動して敵に攻撃をし、敵からの反撃を受けます。
その際、ダイスを全て消費できれば、スイッチ(連携した味方に入れ替わること)成功となり、敵の反撃を受けることなく、連携した味方のターンになります。
ソードアート・オンライン ボードゲーム ソード・オブ・フェローズでは、できれば敵からの攻撃を受けずに進行した方が良いので、このスイッチ(連携)がとても重要になります。
キリトたちも戦ったあのボスたちが待ち受ける
計10枚のシナリオカードが用意されており、アインクラッドの世界で起きた出来事が記載されています。
ゲーム時には、低層、中層、高層、最終層とそれぞれ1枚ずつ選択し、4つのシナリオを攻略していくことになります。
原作同様、ハラハラドキドキとした展開になることでしょう。
あなたは、キリトたちのように最後まで攻略することができるでしょうか?
SAOアインクラッド編を上手くボードゲームに落とし込んだ作品
版権物、キャラクター物ということで、「ボードゲームとしてはイマイチなのでは?」と思われる方がいらっしゃうかもしれませんが、その心配は必要ありません。
作者であるカナイセイジさんは、「ラブレター」などで知られるボードゲームデザイナーで、ドイツゲーム大賞2014において、日本人として初の4位入賞を果たすほどの実力者です。
難易度も絶妙で、ソードアート・オンライン アインクラッド編の特有の一歩間違えれば、そこに待ち受けるのは死という緊迫感を味わえるものとなっています。
原作であるソードアート・オンライン(SAO)を知らなくても十分に楽しむことができますが、原作を知っていればさらに楽しめること間違いなしです!
パッケージも小箱タイプで、持ち運びしやすいので、友達と遊ぶのに最適ですね。
興味が沸いたら、ぜひお手に取ってみてください。
それでは、よいボドゲライフを(*´ω`*)
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